Appleのバッテリー交換ディスカウントプログラム。追加修理で結局高額になるケース続出

聞いてたのと違う!

2017年の年末に話題になったiPhoneの性能低下問題。バッテリーが劣化することによるシャットダウンを防ぐための措置、と理由を公表したものの「じゃあバッテリーを交換させろよ」とユーザーからは苦情が殺到。Apple(アップル)は「バッテリー交換を通常価格からディスカウントした3,200円(アメリカでは29ドル)で行ないます」というプログラムを開始したわけです。しかしBBCによると、どうも実際に修理を申し込んだユーザーには、29ドルよりもずっと高い金額を支払うことになった人も多くいるようです。

BBCは修理を申し込んだユーザーを調査。バッテリーの修理を申し込んだけれど、スクリーンの修理も付いてきて追加の料金を支払うことになった、という人が紹介されています。他にもマイクやスピーカー部分の故障を修理するためにディスカウントされた料金の10倍ほどの値段を最終的に請求されたユーザーもいたようです。このユーザーは修理をせず、iPhoneを返してもらい外部の修理業者に依頼したとのこと。その業者によるとマイクやスピーカー部分には特に故障は見られなかったようです。

こういった状況に対する不満や苦情は他でも多く報告されています。追加の修理、そしてそれにかかる料金が予想以上の金額になる、というのがその中心です。

「バッテリー安くで交換してくれるの? じゃあやっておこーっと」と気軽にアップルストアに行った消費者からすると納得できませんが、Appleは当初から公式ウェブサイト上でバッテリー交換の障害となるダメージは新しいバッテリーを取り付ける前に修理されないといけない。その修理は無料ではない」と書いてあったんです。つまり「バッテリーだけ」交換してくれたらいいから、というお願いはできないわけです。